当院の検査について
体の不調を感じているとき、「大きな病院に行くほどでもないかもしれない」とためらってしまう方は少なくありません。
渡辺医院では、地域のかかりつけ医として、CTをはじめとした充実した検査機器を院内に整え、受診したその日に幅広い検査を受けていただける体制を整えています。
総合内科専門医・救急専門医が診察と検査結果を総合的に判断することで、緊急性の高い症状への迅速な対応や、他院への適切な紹介も可能です。
「どこを受診すればよいかわからない」という段階でも、まずはお気軽にご相談ください。
当院の検査における特徴
当日結果がわかる検査体制(精査を行う場合は翌日以降に結果説明です)
血液検査(貧血・腎機能・電解質・HbA1c・血糖値・血液ガス)・尿検査は、受診当日に結果を確認することができます。
精度の高い測定機器を使用しているため、数分で数値を把握でき、その場で診断・説明まで行うことができます。
「結果を聞きに再度来院する」という手間がなく、働く世代や高齢の方にとっても通いやすい環境を整えています。
なお、採血の検査項目によっては後日の結果説明となる場合がございます。
詳しくは受診時にご確認ください。
院内CTで検査から診断まで一貫対応
当院ではキャノン製16列CTを院内に設置しており、必要と判断した場合はその日のうちに撮影・結果説明まで行います。
受診から診断まで当院で完結できることで、検査のために別の医療機関を受診する手間を省き、スムーズに診療を進めることができます。
内科的な症状の精査から救急的な判断まで、幅広い場面で活用しています。
救急専門医・総合内科専門医による検査結果の総合判断
検査数値は、単体で評価するのではなく、症状・経過・他の検査結果と組み合わせて判断することが重要です。
当院には日本救急医学会専門医・日本内科学会総合内科専門医が在籍しており、複数の視点から結果を読み解くことができます。
「どこに受診すればよいかわからない」という場合でも、適切な検査をご提案します。
専門的な検査にも幅広く対応
血液ガス分析・呼気NO検査・フラッシュグルコースモニタリング(FGM)・終夜睡眠ポリグラフ検査など、幅広い検査に対応していることも当院の特徴です。
呼吸状態の評価や喘息の診断、血糖変動の精密評価、睡眠時無呼吸症候群の精査まで院内で対応できるため、症状に応じた検査が可能です。
近隣病院との連携体制
当院での検査結果をもとに、より精密な検査や専門的な治療が必要と判断した場合は、倉敷中央病院・倉敷成人病センター・倉敷平成病院・水島中央病院などの近隣病院と連携してご紹介します。
特に倉敷中央病院とは患者情報閲覧システムを通じて検査・治療情報を共有できる体制を構築しており、スムーズな連携が可能です。
血液検査・尿検査
血液検査
血液検査では、貧血・腎機能・電解質・HbA1c・血糖値をはじめ、体の状態を多角的に調べることができます。
当院では精度の高い測定機器を導入しており、これらの結果を数分で確認することが可能です。
簡易的な機器とは異なり測定誤差が少ないため、より信頼性の高いデータをその場でご説明できます。
また、血液ガス分析にも対応しており、血液中の酸素・二酸化炭素の濃度を評価することで、呼吸状態や代謝の異常を迅速に把握します。
当日結果がわかる主な血液検査項目
- 貧血
- 腎機能
- 電解質
- HbA1c
- 血糖値
- 血液ガス
経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)
経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)は、糖尿病の確定診断に用いられる検査です。
健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘されたものの、通常の血液検査だけでは診断が確定できない場合に実施します。
75gのブドウ糖液を飲んでいただき、飲む前・30分後・60分後・120分後の血糖値を測定することで、体のインスリン分泌能と血糖処理能力を詳しく評価します。
「糖尿病予備群かどうか調べたい」「健康診断で要精査と言われた」という方は、お気軽にご相談ください。
フラッシュグルコースモニタリング(FGM)
フラッシュグルコースモニタリング(FGM)は、上腕などに小型のセンサーを装着することで、指先採血をせずに血糖値の変動を継続的に評価できる装置です。
通常の血液検査では見えにくい食後の血糖上昇や、夜間の低血糖なども記録できるため、より精密な血糖管理が可能になります。
当院では日本糖尿病学会専門医が結果を評価し、インスリン療法の調整や治療方針の決定に活用しています。
尿検査
尿検査も当日中に結果を確認できます。
タンパク・糖・潜血などの一般的な項目に加え、尿中アルブミンの測定にも対応しており、糖尿病性腎症の早期発見に役立てています。
また、尿中塩分(推定塩分摂取量)の評価により、高血圧治療における食塩過多の有無を客観的に把握することも可能です。
画像検査(CT・レントゲン)
CT検査
キャノン製16列CTを導入しています。
レントゲンだけでは確認しにくい体内の変化も詳しく調べることができ、頭部・胸部・腹部など幅広い部位に対応しています。
当院では、受診当日にCT撮影から結果の説明まで行うことができます。
受診から診断まで完結できるため、検査のために別の医療機関を受診する手間なく、その日のうちに状態を把握することが可能です。
気になる症状があれば、まずはお気軽にご相談ください。
| 部位 | わかること | こんな症状・場面に |
|---|---|---|
| 頭部CT | 脳出血(くも膜下出血・脳内出血)、脳梗塞の早期変化、頭部外傷(骨折・出血)、脳腫瘍や大きな構造異常 | 急な激しい頭痛、ろれつが回らない・片側の手足が動きにくい、意識がぼんやりする、頭を強く打った |
| 胸部CT | 肺炎・肺気腫、肺がんの早期発見、気管支の異常、胸部のリンパ節腫大 | 長引く咳、息苦しさ、発熱が続く、健康診断で異常影を指摘された |
| 腹部CT | 虫垂炎(盲腸)、腎結石・尿管結石、腸閉塞、肝臓・膵臓・腎臓の異常、腹部腫瘍 | 急な腹痛、発熱を伴う腹部症状、血尿、吐き気・嘔吐が続く |
| 骨・関節CT | 骨折の詳細(レントゲンで見えにくい骨折)、関節の変形、手術前の骨の形状確認 | 強い痛みや腫れ、外傷後の痛みが続く、レントゲンで判断が難しい場合 |
レントゲン検査
レントゲン検査は、少ない被ばく量で短時間に撮影でき、骨折や関節の変形、肺の状態、腸内のガス分布など、最初に確認すべき基本的な情報を素早く把握するのに適した検査です。
外傷や痛み、咳などの症状でご来院の際に、最初のスクリーニングとして幅広く活用しており、異常の有無を大まかに判断する「入口」の役割を担っています。
一方で、レントゲンでは判断が難しい場合や、より詳細な評価が必要な場合には、CTが次のステップとなります。
CTはレントゲンよりも高い解像度で体内を立体的に描出でき、微細な骨折、肺炎の広がり、腫癌の有無、腹部臓器の炎症や結石など、レントゲンでは捉えにくい変化を正確に確認することができます。
レントゲンで得た情報をもとに、必要に応じてCTで精密に確認することで、診断の確実性が大きく高まります。
超音波検査(エコー)
超音波検査は、放射線を使わず痛みもない安全な検査です。
当院では複数の部位に対応しており、症状や病状に応じて使い分けています。
頸動脈エコーでは血管壁の状態を確認し、動脈硬化の進行度を評価します。
甲状腺エコーでは甲状腺の大きさや結節の有無を調べます。
心臓エコーでは心臓の動きや弁の状態をリアルタイムで観察し、心不全や弁膜症の診断に役立てています。
腹部エコーでは肝臓・胆のう・膵臓・腎臓などの臓器を詳しく観察できます。
そのほか、肺エコーにより肺炎や胸水の有無を確認することも可能です。
心臓の検査
心電図
心臓の電気的な活動を記録する検査で、不整脈・心筋梗塞・心肥大などの診断に使用します。
数分で終わり、痛みもありません。
24時間心電図(ホルター心電図)
胸に小型の記録装置を装着し、日常生活を送りながら24時間の心電図を継続的に記録します。
短時間の検査では捉えられない一時的な不整脈や、日常活動中に起こる胸痛の原因究明に有用です。
血管年齢測定(血管伸展性検査)
血管の硬さを数値で評価する検査で、動脈硬化の程度を把握するために用います。
生活習慣病の進行に伴い血管が硬くなると、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まることが知られています。
この検査で現在の血管の状態を確認し、生活習慣の改善や治療方針の決定に活かします。
肺の検査
呼吸機能検査(スパイロメトリー)
肺の空気の出し入れ能力を測定する検査です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)や気管支喘息の診断・病状評価に用います。
大きく息を吸って吐くだけの簡単な検査で、負担はほとんどありません。
呼気NO検査
息を吐き、呼気中の一酸化窒素(NO)濃度を測定することで、気道の炎症状態を客観的に評価できます。
喘息の診断や治療効果の確認に活用しており、長引く咳や呼吸の苦しさがある方に積極的にご案内しています。
アレルギーの検査
アレルゲン特定検査(VIEW39・単項目検査)
当院では、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を特定するための血液検査を実施しており、100種類以上の項目に対応しています。
花粉・ダニ・カビ・動物・食物など、心当たりのある物質を幅広く調べることができます。
代表的なアレルゲンを1回の採血でまとめて確認できるVIEW39検査にも対応しており、主要な39項目を一度に調べることが可能です。
原因が明確になることで、その物質を避けるための生活指導や、より的確な治療につなげることができます。
「何にアレルギーがあるかわからない」「市販薬では症状が改善しない」という方はお気軽にご相談ください。
その他の検査
体組成計
体重・体脂肪率・筋肉量・内臓脂肪レベルなどを測定します。
数値をもとに、肥満治療や生活習慣病の管理における目標設定に役立てています。
骨密度検査
骨の強さを測定する検査で、骨粗しょう症の診断や治療効果の判定に使用します。
特に高齢の方や女性の方に受けていただくことが多い検査です。
終夜睡眠ポリグラフ検査
睡眠中の呼吸状態・血中酸素飽和度・心拍数などを記録する検査です。
睡眠時無呼吸症候群の診断に用いており、自宅で装置を装着して実施できます。
「いびきがひどい」「日中に強い眠気がある」などの症状がある方はご相談ください。
