2020年07月22日
2020年7月 院長コラム 特定保健用食品について
今回は、特定保健用食品について紹介します。
特定保健用食品(トクホ)は、ある一定の科学的根拠を有しており、
厚生労働省の承認を得て「特定の保健の用途に適している」ということを表示できる食品です。
近年、多種多様な健康食品が流通していますが厚労省が健康の保持、増進効果を確認し、
機能を表示できる「保健機能食品」と、厚労省がその効果を確認したものではない
「いわゆる健康食品」と2つに大別できます。
「保健機能食品」には、特定保健食品(トクホ)と栄養機能食品があります。
トクホは、健康や生活習慣病のことが気になる人、
普段の食生活のバランスが乱れがちな人を対象としている食品です。
病気の人や治療中の人が利用することもありますが、
摂取の時の注意として記載されている注意事項を参考にし、適切な量を守って下さい。
トクホは、病気を治療したり、予防するものではありません。
健康の保持、増進に利用するものです。
効果によっては病気の悪化や治療の障害になる可能性もありますので、
トクホを利用している方は、お気軽に当院にてご相談下さい。
2020年06月22日
2020年6月 院長コラム 大腸癌について
皆さんは、毎朝の排便の後、心からスッキリした気分になっているでしょうか。
排便は私たちの健康状態を教えてくれる大切なバロメーターです。
軟らかくて水のような便が長く続いたり、カチンカチンに便が固まって、
切れて血が出るようなことがあったら要注意です。
食生活の欧米化が進むに従って、日本人は脂肪や動物性たんぱく質を
多く摂るようになり、これらはなかなか腸を通りません。
腸にたまった食物は私たちの体に対してさまざまな悪さをします。
その最も目立ったものの一つが、大腸癌です。
現在、日本の病気による死亡原因の一位となっているがんの中でも、
大腸癌の占める割合は急激に増えています。
①出血量は少ないのに、出血が一週間以上続く。
②便が出ないのに便意を頻回に感じる。
➂1ヶ月以上排便のペースが不規則。
このような症状がある場合は、早めに診察を受けましょう。
症状のない人は大腸癌検診(検便2回)を受けましょう。
検便を行って、目に見えない量でも出血がないか調べます。
検診で異常があれば注腸検査、大腸ファイバー検査が必要になります。
2020年05月25日
2020年5月 院長コラム 「むずむず脚症候群」について
今回は「むずむず脚症候群」についてお話します。
夕方や夜寝る前、長い間じっとしている時などに、脚に不快感があり、
動かさずにいられないといった症状を感じたら、それは「むずむず脚症候群」かもしれません。
はっきりとした原因はわかっていませんが、他の病気が原因となって起こるものがあり
慢性腎不全(特に透析中)、鉄欠乏性貧血、妊娠、糖尿病、パーキンソン病、
関節リウマチがあります。
生死に直結するような病気ではありませんが、日常生活に与える影響はかなり大きいものです。
じっとしていると症状が出る為、長時間の移動や会議などが苦痛になったり、
十分な睡眠が取れないことで疲れてしまい、家事や仕事に集中できなくなってしまいます。
そのため、正しい治療で症状をやわらげることがとても重要です。
薬を使わない治療として、鉄分の補給、カフェインや飲酒、喫煙の制限、規則的な睡眠、
温かいお風呂、ウォーキングなど、また原因となる病気の治療
(月経過多、胃腸障害など)があります。
当院ではむずむず脚症候群に効果のある薬物治療も行っていますのでお気軽にご相談下さい。
2020年04月21日
2020年4月 院長コラム 脂質異常症について
今回は脂質異常症についてお話します。
従来は、高脂血症と言われていましたが、メタボリックシンドロームに関連して、
コレステロール、中性脂肪などが高い、低い場合に、「脂質異常症」と言うようになりました。
コレステロールに異常(特にLDLが高い)があると、
動脈硬化が進行し、心筋梗塞、脳梗塞など、
血管の病気を引き起こします。診断と治療の指針としては、
高血圧、糖尿病、喫煙、心筋梗塞などの家族歴、
加齢(男45歳以上、女55歳以上)、HDLが低いといった動脈硬化の危険因子と定め、
危険因子が多い人ほど「悪玉」LDLの目標値を厳しく設定し、
治療目標に差をもたせています。
LDLを下げるにはまず、食事療法が必要で、
一日の食事量を適性なエネルギー量にすることです。
食事療法を行ってもLDLが高い場合、また先程述べた危険因子の数などを考慮して、
薬を処方することになります。
LDLが十分に下がれば、薬を減量するとよいでしょう。
最後に、運動療法も大切です。
毎日継続してできる散歩(30分程度)で、息がはずむが、会話は可能な程度の強さがよいでしょう。
2020年03月31日
当事業所における介護職員等特定処遇改善加算について

1.届け出している加算
  「介護職員等特定処遇改善加算Ⅰ」

2.職場環境要件について(倉敷市に届け出している項目)

 ◆資質の向上
  ・働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、
   より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する外部研修の受講、
   認知症ケア研修、中堅職員に対するマネジメント研修などの受講に対する支援
   (研修受講時のシフト調整などを含む)

 ◆労働環境、処遇の改善
  ・健康診断・こころの健康等の健康管理面の強化、職員休憩室・分煙スペース等の整備
 
 ◆その他
  ・地域の児童・生徒や住民との交流による地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上

2020年03月30日
診療時間変更のご案内
4月1日より、午後の診療を、午後3時15分⇒午後3時30分に変更します。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
2020年03月25日
2020年3月 院長コラム 慢性腎臓病について
今回は、慢性腎臓病(CKD)についてお話します。
腎臓の病気は自覚症状がないので、健診の尿検査や血液検査で見つかります。
腎臓が悪いと言われたら、以前は透析になってしまうのではないかと心配していましたが、
最近は生活習慣病の人が増加したため、CKDと診断されると透析になるより前に心筋梗塞、
心不全、脳卒中などの血管の病気を引き起こすリスクが高いことが分かってきました。
CKDの発見に一番簡単な検査は検尿で、尿蛋白がでていないかを確認します。
また、血液検査により腎機能、すなわち腎臓のろ過できる機能(ろ過率の数値)がわかります。
CKDの原因は、加齢、生活習慣病すなわち、高血圧、糖尿病、肥満、喫煙、
メタボリックシンドロームなどです。
CKDの治療では食事療法が最も大切で減塩とたんぱく質を制限します。
CKDが進行すると血液中のカリウムが多くなり、心臓に悪い影響を与えることがありますが、
カリウムを多く含む野菜、果物を摂取すれば大丈夫です。
CKDは自覚症状がないまま、徐々に腎機能が低下していくので定期検診を受け、
早期発見・早期治療が最も大切です。
2020年02月21日
2020年2月 院長コラム 認知症について
今回は、認知症についてお話します。
人間は誰でも自分に限ってボケないと信じています。
50歳を過ぎる年齢になると、誰でもすぐには人の名前、
物の置き場所などが思い出せなくなる事があります。
このこと自体は生理的な脳の変化によるもので心配ありませんが
“物忘れ”はときに病気の最初の症状のこともあります。
これは単なる“物忘れ”に、それ以外のいろいろな知能障害(判断力、企画力の低下)
が加わるもので、だんだん症状が進み、日常生活、社会生活に支障が出るようになります。
脳血管障害による認知症の基準によれば、➊短期記憶障害:例えば3つの品物の名前を覚えて、
5分後に思い出せない事がある。➋長期記憶障害:一昨日の昼に何を食べたか思い出せない。
認知症には他にも、判断力の低下があります。
手が不自由になる、ふらふらする、しゃべりにくい、おこりっぽい、
いつもニコニコしている、あるいは極端に涙もろいなどがありませんか?
物忘れに加えて、これらに思い当たったら早めに診察・すぐに出来る認知症検査を受けましょう。
2020年01月20日
2020年1月 院長コラム 甲状腺の病気について
今回は、甲状腺の病気についてお話します。
甲状腺はのどぼとけの下、気管支の前側にあり、甲状腺ホルモンを作っています。
甲状腺ホルモンは、代謝や成長を促す働きがあり、人が活発に活動するのに必要な
「元気のもとになる」ホルモンと言えます。
この機能が亢進するものが、バセドウ病です。
新陳代謝が活発になりすぎて、体温が上がり、多量の汗をかいてしまいます。
逆に甲状腺ホルモンが低下した状態が橋本病です。
初期には自覚症状はなく、バセドウ病のほぼ逆で、
新陳代謝やエネルギー消費量が低下し、体が冷えたり、寒がりになる症状が現われます。
その他に、コレステロールの上昇、眠気、便秘、生理不順、甲状腺の腫れなどです。
甲状腺の病気の診断においては、問診、視診、触診が大切です。
また、甲状腺の病気は少なからず、遺伝が関係するので、血縁者のことも伝えて下さい。
最後に、女性の場合は更年期障害の症状と間違いやすく、
甲状腺の病気と思わないこともよくあり、注意が必要です。
気になる方はご相談ください。
2019年12月25日
年末年始 休診のお知らせ
年末年始 休診のお知らせ

本年の、年末年始の休診予定は以下の通りです。

・12月28日(土) 13:00まで診療

・12月29日~1月3日まで 休診

・ 1月 4日(土) 13:00まで診療
2019年12月24日
2019年12月 院長コラム 腰痛について
今回は、腰痛についてお話したいと思います。
腰痛は、日本人にとって非常に身近な病気の一つです。
日頃から無理な姿勢、例えば、体が沈み込むようなソファやベッドの使用を控えたりして、
正しい姿勢を心掛けるなどの運動療法を取り入れるだけでも腰痛の予防、治療になります。
虫歯や歯周病を予防するために毎日きちんと歯磨きするように、
毎日の「姿勢」と「運動」からなる【腰みがき】を皆さんに習慣づけてもらうのが大切です。
背骨は横から見ると、S字状のカーブになっています。
その下の方で、前にゆるやかにカーブしている部分が腰の骨です。
いわゆる猫背は、腰骨が大きく前に張り出した無理な姿勢です。
こうしたよくない姿勢を続けると、腰痛になりやすいわけです。
【腰みがき10カ条】に気を付けて日頃より姿勢に気をつけましょう。

【腰みがき10カ条】

1. 背筋を伸ばす
2. お腹に力を入れる(立ち姿勢)
3. お尻をすぼめる(立ち姿勢)
4. 膝を軽く曲げる(立ち姿勢)
5. 椅子には深く腰掛け、机に近づく
6. 膝を曲げて寝る
7. うつぶせで寝ない
8. 膝を曲げて荷物を持ち上げる
9. 急に身体をひねらない
10. 毎日かかさず運動を

2019年11月25日
2019年11月 院長コラム めまいについて
今回はめまいについてお話します。
めまい、立ちくらみ、ふらつきがおこると、貧血、メニエル病、
脳梗塞ではないかと考えることが多いと思います。
めまいの大半は、内耳障害が原因の末梢性めまいであり、
その中で最も多いのは、良性発作性頭位めまい症です。
症状は回転性のめまいで、夜中にトイレに立った時や、
朝方にベッドの中で起きる事が多いです。
原因は、三半器管のつけ根の中にある耳石がはがれて、
何かの拍子に耳石が動くたびにリンパ液がひっぱられ、
めまいがおこるわけです。
次にメニエル病は、難聴、耳鳴り、耳閉塞感などの耳症状を伴った、
比較的激しいめまい発作をくり返して、治療に苦慮する場合が多いです。
発作はストレスが影響していると言われています。
最後に危険なめまいとしては、めまいと同時に手足のしびれや麻痺がおこるものです。
麻痺は左右どちらか片側におこります。
また物が二重に見えたり、言葉がしゃべりづらくなるなどの症状が出ます。
この場合は、脳梗塞、脳出血に伴うめまいなので、すぐに受診して下さい。
2019年10月25日
2019年10月 院長コラム 胃炎について
朝夕は冷え込むようになりました。今回は「胃炎」についてお話します。
胃はゴムの様に伸び縮みしますが、この伸縮性が損なわれたりすると、
いつまでも食べ物が胃の中に残って膨らんでいる感じになります。
この状態が長時間不快に続くのが「胃もたれ」の症状です。
「胃もたれ」は、食べ過ぎや早食い、ストレスなどによって生じます。
慢性胃炎は胃の粘膜に長引く異変が生じたものです。
粘膜の状態はさまざまで、胃カメラによって診断します。
実際にキズとして認識できるものから、色の変化、萎縮が生じたものがあり、
内視鏡検査で何らかの病気が見つかれば、それに合わせた治療を行う事ができます。
最近では、胃潰瘍、十二指腸潰瘍及び胃がんの発生は、
ヘリコバクターピロリ菌が原因であることが明らかになっています。
胃の症状が気になる人又はヘリコバクターピロリ菌が気になる人は、医師にご相談下さい。
2019年09月30日
2019年9月 院長コラム 肩関節周囲炎について 
秋風が心地よい季節になりました。
今回は「肩関節周囲炎」についてお話します。
腱など関節周囲組織が老化してくる40~50歳代によくおこるため
四十肩、五十肩と呼ばれています。
動かすと痛いので、動かさないで放置してしまう人が多く、
こうなると関節炎は次第に固くなって、ある角度以上に肩を動かすことができなくなります。
多くの場合、朝起きた時にちょっと痛かっただけだったのが、
日増しに痛みが強くなっていくという具合で、なぜそうなったのか思い当たりません。
これは関節がすでに老化しているので、本人が気づかないような軽い外傷や圧迫により
筋肉や腱に極小さな亀裂などができて発症するわけです。
痛いからといって動かさないでおくと関節はどんどん固くなり、
動かすことのできる範囲は小さくなってしまいます。
そうならないためにも五十肩体操、つまり少し痛いと感じる角度まで
ゆっくりと十二分に動かす訓練を行う事が大切です。
治療として、痛みをやわらげる内服薬を飲んだり、
湿布や痛み止め効果のある軟膏を使ったりします。
お気軽にご相談下さい。
2019年08月21日
2019年8月 院長コラム 慢性疲労症候群について
まだまだ暑い日が続き、疲れが溜まってくる時季でもあります。
近年の日本では、慢性疲労症候群(CFS)が増えているとされています。
慢性疲労症候群とは、これまで健康に生活していた人に原因不明の強い疲労感、
微熱、リンパ節の腫れ、頭痛、脱力感や思考力の障害、抑うつ等の神経障害が起こり、
健全な社会生活が送れなくなるという状態です。
症状は、疲労感に伴って長期に37度台から38度台前後までの発熱が続いたりします。
風邪の症状によく似ている為、ずる休みや精神的なものなどと見られがちですが、
本人は非常に悩んでいることが多いのです。
精神症状では興奮したり、逆にもうろうとしたり、
思考力の低下や集中力低下などが起こることもあります。
検査ではあまり特徴的な異常は認められない事が多いのですが、
中には細菌感染やウイルス感染を疑わせるようなことや免疫の異常がみられることがあります。
これらの症状は自然に軽快することが多いようですが、無理はせずにお気軽にご相談下さい。
2019年07月26日
風しんにおける抗体検査券および予防接種クーポン券について
当院でも、風しん抗体検査・予防接種を公費で受けられます。
風しんの予防接種は、現在、予防接種法に基づき公的に行われています。
しかし、公的な接種を受ける機会がなかった昭和37年4月2日から
昭和54年4月1日の間に生まれた男性は、
抗体保有率が他の世代に比べて低く(約80%)なっています。
そのため、2022年3月31日までの期間に限り、
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性を
風しんの定期接種の対象者とし、クーポン券が配布されています。
クーポン券を利用して、まず抗体検査を受けていただき、抗体検査の結果、
十分な量の抗体がない方は、定期接種の対象となります。

Q:どうして風しんの追加的対策を実施しているのですか?

A:風しんは感染者の飛まつ(唾液のしぶき)などによって他の人にうつる、
  感染力が強い感染症です。妊娠早期の妊婦が風しんに感染すると、
  出生児が先天性風しん症候群(眼や耳、心臓に障害が出ること)になる可能性があります。
  大人になって感染すると無症状~軽症のことが多いですが、
  まれに重篤な合併症を併発することがあります。
  また、無症状でも他人に風しんをうつすことがあるので、
  感染を拡大させないためには、社会全体が免疫を持つことが重要です。

2019年07月26日
令和元年の夏季休業のお知らせについて
以下の日程を夏季休業とさせて頂きます。

「8/11~15まで(5日間)」

2019年07月26日
2019年7月 院長コラム 喉の渇きについて
梅雨が明けるといよいよ夏本番です。
スポーツのあとや夏の暑い日には水を飲みたくなる・・。
これらは人間の体の水分を調整するための重要な生理的感覚です。
成人が生理的に必要とする水分の量は年齢や運動量、
その日の気温などによって異なりますが、一日あたり2.0~2.5ℓ程度です。
そして体重の1~2%に当たる水分が失われると喉の渇きを感じます。
喉が渇いたら我慢しないで水を飲みましょう。
寝ている間にも呼吸や汗などによって約1ℓの水分が失われます。
「朝起きた時、1杯の水を飲むと身体によい」といわれるのは、
その分を補給するからです。
また1杯の水は血液が必要以上に濃くなるのを防ぐので、
脳梗塞・心筋梗塞などの血管のつまる病気を予防する効果もあります。
ときに“のどの渇き”は重大な病気を知らせる危険信号ということもあるので
注意しなければなりません。
喉が渇いてトイレが近いという症状では、代表的な病気が糖尿病です。
喉が渇いて大量の水を飲み、排尿回数がかなり増えたり、
尿意のために夜中に目が覚めたりすることがありますので、
思い当たる人は、検査を受けましょう。
2019年06月24日
2019年6月 院長コラム 食中毒に気をつけましょう
梅雨の季節になりました。食中毒シーズンの到来です。
梅雨から夏にかけて多発します。
原因は、鶏肉などにいるカンピロバクター、鶏卵にいるサルモネラ菌や、
海産物などに付いている腸炎ビブリオなどです。
人の体内にも常在する黄色ブドウ球菌も、原因になることがあります。
もちろん、病原性大腸菌О―157も忘れてはいけません。
最近は、ウイルス(アデノウイルスやノロウイルスなど)
が原因となる集団食中毒が増加傾向にあります。
食中毒で重要なのは、予防と二次感染の防止です。
食中毒は手を介して直接、または食物に付いて口から体内に入って発生します。
大切なのは、このルートを断ち切ることです。
調理や食事の前、排便後には必ず手洗いすることが大切です。
持ち帰った食品はすぐ冷蔵庫に入れ、温度に注意し、特に流し台、まな板、
包丁などは細菌がたまりやすいので、頻繁に洗うことが大切です。
古典的ですが、熱湯消毒も効果的です。
ほとんどの食中毒菌は75度で一分間以上加熱すれば死ぬので十分に加熱するのが一番です。
また病原菌に負けない体力づくりも食中毒予防の大切な要素です。
2019年05月28日
2019年5月 院長コラム 中高年男性に多い前立腺ガンについて 
最近、演出家の宮本亜門さんが前立腺癌である事を公表しましたが、
中高年男性を脅かす前立腺癌が増加しており、今なお、急激に増えています。
前立腺癌は、初期には自覚症状がなく、進行すると、骨やリンパ節に転移しやすい癌ですが、
PSAという検査を受ければ、早期発見ができます。
前立腺は、年齢とともに大きくなり、60歳以上の5人に1人、70歳以上のほぼ70%の男性に前立腺肥大が認められ、尿が残った感じ(残尿感)、夜中に何度も尿意を催す(夜間頻尿)など不快な症状が出てきます。
50歳以上の男性は、自覚症状がなくとも、年1回はPSA検査を行って調べる必要があります。
前立腺の症状の日常生活での注意を紹介します。尿意を我慢しないことが一番です。
また、便秘にならないよう、日頃から食物繊維をしっかり摂りましょう。
下半身を冷すのも悪いので、寒い場所へ薄着で出るのはやめましょう。
感冒薬、特に抗ヒスタミン作用のある薬は、尿が出なくなること(尿閉)がありますから、
すぐに市販の感冒薬は服用せず、医師の診察を受けることが大切です。
2019年04月22日
2019年4月 院長コラム 眼精疲労について
新しいランドセルが、眩しい光を放つ季節ですね。
私たちは近くを見たり、遠くを見たりするときは目の水晶体の厚みを調節して
自然にピントを合わせています。
調整する時間が長引くと、目が疲れる、ぼやける、充血するなどの症状が現れ、
頭痛、肩こり、イライラ、吐き気などの全身症状が現れる場合もあります。
このように、心身に様々な影響を及ぼす、体の不調をきたすのが眼精疲労です。
目頭や目尻、眉毛などの眼の周囲には、指で押すと心地よい痛みのあるツボが集まっています。
そのツボを指で押して刺激すると眼の症状が和らぎ、眼の調節力も回復します。
また、入浴中などに、お湯で温めたタオルを眼の上に5分程乗せ、
次に冷水に浸したタオルを同様に5分程乗せるなどして眼の筋肉を刺激すると効果的です。
予防するには仕事や勉強などの合間に遠くの物を見て目の緊張をやわらげ、
定期的に検眼して適切な眼鏡をかけるなどの必要があります。
目を休ませたり眼鏡を変えても眼精疲労がよくならない時は
重大な病気がかくれていることがありますので、遠慮なく相談して下さい。
2019年04月15日
ゴールデンウィークのお休みのお知らせについて
ゴールデンウィーク中の診療日は、4月27日(土)と5月2日(木)になります。

4月27日(土) 午前受付  8:30~13:00 
         午後受付 15:15~17:00
5月 2日(木) 午前受付  8:30~12:30
         午後受付 15:15~18:30

2019年03月20日
2019年3月 院長コラム 睡眠時無呼吸症候群について
朝夕はまだ冷え込みますが、日差しは春めいてまいりました。
皆さんは、いびきがうるさいと言われたことはありませんか?
寝ている時は誰でもある程度は呼吸が止まるわけですが、
10秒以上呼吸が止まると無呼吸と定義され、
一晩に数回なら問題ありませんが、30回を超えるか、
1時間に5回以上になると睡眠時無呼吸症候群といえます。
症状としては、睡眠中に何度も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができなくなり、
起床時の頭痛、日中に強い眠気がさすことが多く、肥満の人や男性に多い病気ですが、
最近では、女性にも増えてきています。
治療は、生活習慣の改善が第一です。
軽症の人は、体重の減量や節酒だけでかなりよくなります。
治療として、多く使われているのは、経鼻的持続陽圧呼吸療法装置です。
一定の圧力をかけた空気を鼻マスクから送り込み、気道を広げるわけです。
症状の強い人ほど効果が出るようです。
マスクができない人は、マウスピースを使います。
当院でも睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を行っています。
気になっている方は、遠慮なく相談してください。
2019年02月19日
2019年2月 院長コラム 生活習慣病を引き起こす原因(脂肪酸)について
先月は生活習慣病の改善を目的とする運動療法についてお話しましたが、
今回は、生活習慣病を引き起こす原因となる脂肪酸についてお話します。
脂肪酸は、大きく二つに分けられて「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があります。
飽和脂肪酸は動物性油脂(バター、ラードなど)です。血液中のコレステロールを増やし、
血液をドロドロにしたり、体脂肪になります。不飽和脂肪酸は、植物や魚の油に多く含まれており、「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」に分かれます。
「一価不飽和脂肪酸」の含まれるオリーブオイルは抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれています。
「多価不飽和脂肪酸」は必須脂肪酸であり、魚油に含まれるEPAやDHAは血液中の中性脂肪を減らし、脳を活性化する働きがありますので、積極的に摂ってください。
私たちの食事では、飽和脂肪酸30%、一価不飽和脂肪酸40%、多価不飽和脂肪酸30%で摂るのが理想的と言われています。
サバ、イワシなどの青魚、野菜を中心とする食事がお勧めで、タンパク質、食物繊維、炭水化物をバランスよく摂るのがコツです。
2019年01月22日
2019年1月 院長コラム 運動療法について
本年も宜しくお願い致します。

お正月をゆっくり過ごされ、運動不足を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
今回は、生活習慣の改善を目的とする運動療法についてお話します。
運動の活動量が一定水準以上の人は、高脂血症、2型糖尿病などの生活習慣病の予防、
改善に効果があることが明らかになっています。
運動の効果として、①血圧を下げる ②十分な睡眠がとれる ③内臓器官の働きを助ける 
④丈夫な筋肉や関節をつくる ⑤2型糖尿病を防ぐ ⑥正しい姿勢をつくる 
⑦毎日の活力をつくる ⑧ストレス解消 ⑨食が進むなどの効果があります。
近年の健康志向の影響でジョギングをしている方を多く見かける様になりましたが、こちらは充分な準備と指導を受けないと、返って逆効果となるので注意が必要です。
運動前の柔軟運動で体を温め、有酸素運動(ウォーキングなど)で持久力を高め、筋力運動で筋力を高め、最後に運動後の柔軟体操で筋肉をほぐすという順番が理想的であり、高い効果が期待できます。
張りきりすぎは、かえって挫折する原因となるのでご注意ください。
2018年12月15日
2018年12月 院長コラム 飲酒の仕方にご注意を
年末年始は忘年会、新年会などで、何かとお酒を飲む機会が多くなります。
昔から百薬の長とも呼ばれるお酒ですが、付き合い方を間違えると大変な
ことになりかねません。アルコール(詳しくはエタノール)を毎日60g
飲み続けると5年間で常習飲酒家となり、アルコール依存症や肝障害の危険性
があります。エタノールの量はビールなら大ビン3本、日本酒なら3合中に
エタノールが60g含まれることになります。また、肝臓の中のエタノールを
分解する酵素が多い人、少ない人、全くない人がいるので、顔が赤くなる人は
分解酵素が全くないという訳です。「飲めない人に無理やり飲ませたりしないこと」
が肝腎です。なかなか酔わない人は、分解酵素が多く、安心して飲み過ぎてしまう
ために、アルコール性肝臓病を起こしやすいと言われています。酔った時の自分の
変化を認識しておき、セーブすることが病気を防ぐもとです。
また、消化の良い物を食べ、胃や腸の粘膜を保護しながら飲むのが体を守るこつです。
つまり、つまみで栄養を補いながら適量を飲むことが、健康の秘けつと言えます。
2018年12月15日
年末年始 休診のお知らせ
本年の、年末年始の休診予定は以下の通りです。

・12月28日  通常通り診察

・12月29日~1月3日   休診

・ 1月 4日  通常通り診察
2018年11月19日
2018年11月 院長コラム がんとライフスタイル
健康情報の一つとして今回はがんとライフスタイルについて話をしてみましょう。
がんの原因はいろいろありますが、食生活、喫煙、運動などの日常の生活習慣と
がんの間には密接な関係があります。がんの原因の中で食物は最も重要な役割を占めており、
これまでの研究から食生活とがんの関係について次のようなことがわかっています。
①塩辛い食品をよく食べると、胃がんになりやすい。
②脂肪をとりすぎると、大腸がんや乳がんになりやすい。
③熱すぎる飲食物は、食道がんや胃がんになりやすい。
④緑黄色野菜、生野菜、繊維に富む食品を食べると胃がん、食道がん、大腸がんになりにくい。
 さらにタバコを吸う人は肺がんだけではなく、口腔がん、咽頭がん、食道がん、肝がん、
膵臓がん、膀胱がんなど、いろいろながんになりやすく、禁煙すると、これらの危険性は低下します。
最後に、運動不足の人(座ったまま仕事をする人等)は、そうではない人に比べ、
大腸がんになりやすいことがわかってきました。
積極的に体を動かしましょう。
2018年10月19日
2018年10月 院長コラム 禁煙のすすめ(その3)
「ニコチン依存症」は病気なので、健康保険で禁煙治療を受けることが出来ます。
「飲む」「貼る」「かむ」の3種類の薬があります。「飲む」は、ニコチンを
含まない飲み薬で、1日2回、通常3か月間服用します(費用は3か月で5回通院、
3割負担で約1万8千円)。
「貼る」はニコチンを含むパッチ(シール)で1日1回、上腕や背中等に貼ります。
「かむ」はニコチンを含むガムで、口の内側の粘膜からニコチンが吸収されます。
禁煙し始めは、吸いたくなった時に我慢せずにかみ、次第に減らしていきます。
当院でも、禁煙外来(健康保険適応)の認可をうけています。吸いたくなった時の
対処として「冷水や炭酸水、熱いお茶を飲む」・「氷をかじる」・「野菜スティック
や細切り昆布など(低カロリーのもの)をかむ」・ノンシュガーのガムや飴を口にする
・深呼吸する・歯を磨く・ストレッチや体操をするなどです。
タバコを止めると太るからと言われる人がいますが、禁煙するとがんなどのリスクが
軽減できるのが一番です。体重は食事と運動で減らせます。さあ、できるところから
少しずつ頑張ってください。
2018年10月19日
インフルエンザワクチン 接種開始しています
平成30年度のインフルエンザワクチンの(予防)接種を開始しております。
1回3,500円(税込)です。診察時間中に適時対応しておりますので
ご利用ください。
2018年09月20日
2018年9月 院長コラム 禁煙のすすめ(その2)
喫煙は「ニコチン依存症」という病気であり、その対処や治療もできてきました。
喫煙すると減らせるリスクがあります。心臓の病気(狭心症、心筋梗塞)による
死亡率は53%低下し、脳卒中(脳出血、脳梗塞)による死亡率は52%低下したという
データがあります。禁煙すると、「咳や痰が止まった」「胃の調子が良くなり、
食欲がでてきた」「衣服や部屋がタバコ臭くなくなった」「カラオケで声がよく
出るようになった」「口臭がしなくなった」「肌の調子がよくなった」などが実感
できると思います。 近年使用者が急増している新型たばこ(加熱式タバコまたは
電子タバコ)ですが、禁煙に有用として販売されていますが、紙巻きタバコと害が
同じという研究結果や、禁煙の成功率は電子タバコを使用しなかった場合の約1/3と、
むしろ成功率は格段に低くなるという調査結果が出ています。新型タバコは有害物質
(WHOが定める9つの有害成分)の低減率が9割とうたっていますが、発がんリスク
は1/2程度しかなりません。「紙巻タバコよりは健康への被害が少ない」という科学的
根拠はみあたりません(続く)
2018年08月20日
2018年8月 院長コラム 禁煙のすすめ(その1)
我が国では禁煙により年間13万人、受動喫煙により年間1万5千人が死亡しています。
受動喫煙とは、タバコから出てくる煙や吐き出された煙を吸わされることを言います。
タバコの先から出る煙(副煙流)は、喫煙している本人が口から直接吸い込む煙(主煙流)
よりも多くの有害物質が含まれています。
発がん物質は52倍、目を刺激する、酸素不足をおこす、血流を悪化させるのは、3~40倍
といわれ、副煙流の方がよほど害あります。ニコチンは麻薬や覚せい剤と同様、依存症を
作り出す薬物です。ニコチンは脳内の受容体を介して多幸感(快感)と同時に、またもう
1度吸いたいという欲求を生む神経伝達物質であるドパミンを分泌させます。
逆に、喫煙しない時間が長くなると、タバコ欲しさ、イライラなどの離脱症状が生じます。
この離脱症状を喫煙する人はストレスと感じていて、喫煙すればストレスから解放された
感覚を覚えます。しかし、この効果は一時的なものであり、時間の経過とともに次の喫煙
をしたいという欲求が生まれ、喫煙せざるをえなくなります。これがニコチン依存症(喫煙習慣)
です。(翌回に続く)
2018年07月21日
2018年7月 院長コラム 夏は心臓疾患にも注意を!
梅雨があけ、暑い日が続くようになりました。

アウトドアやスポーツなど、屋外に出たくなる時期でもありますが、一方で、夏の暑さは
心臓に負担がかかり、心臓病を引き起こす場合があります。心臓病というと、一般的には
冬に多いイメージですが、夏も油断できない病気なのです。
暑くなると、どうしても「睡眠不足」「暑さ自体がストレスになる」「汗で体内の水分や
ミネラルが減少する」などが原因で、心臓に負担がかかります。そうなると、血液が
ドロドロになりやすいため、心臓内で血栓ができやすく、できた血栓が脳に行くと脳梗塞に
なる恐れがあります。
東洋医学においては、「夏は心(しん)を主(つかさど)る」という言葉があり、心は精神
と深くつながりがあると考えられてきたため、夏の暑さで心臓に負担がかかると、心疾患と
ともに精神疾患が起こりやすくなると考えられています。
 心臓への負担を減らすという意味でも、夏バテ対策としてよく言われる「水分を摂る」
「冷房で適切に温度調整する」などは必要です。漢方では、清暑益気湯がよく処方されます。
体調が優れないと感じたら、心臓にも負担がかかっている可能性があることから、早めに
医師に受診し、相談して下さい。
2018年07月21日
平成30年のお盆休みについて
以下の日程をお盆休みとさせて頂きます。

「8/13~8/15まで(3日間)」
2018年04月26日
2018年4月 院長コラム 骨粗鬆症とは?
桜の咲いた時期があっという間に終わり、暖かい日が続くようになりました。
当院には高齢の患者さんも多数来院されますが、皆様が心配されるのが骨粗鬆症(こつそしょうしょう)です。
・立ち上がる時や重いものを持つと、背中や腰が痛む。
・背中や腰が曲がってきた
・身長が縮んできた
このような訴えがある場合、骨粗鬆症を疑います。
「鬆」は、松の葉の重なり向こうが透けて見えるさまから来ている言葉で、骨粗鬆症とは
骨が透けてスカスカになる病気です。骨粗鬆症を発症すると、転倒・転落による骨折をしやすくなり、
「寝たきり」ひいては「認知症」の原因になります。特に女性の方は、60歳を超えると発症する確率が高くなります。
当院では、昨年レントゲン機器を更新し、骨粗鬆症の検査結果が当日(10分程度)わかる装置を導入しました。
予約は不要ですので、気になれば気軽に受診、相談して下さい。
2018年03月27日
2018年3月 院長コラム 花粉症治療もご相談ください
寒さが和らぎ、少しづつ暖かい日が増えてきました。
この時期になると、花粉症に悩む方も多いかと思います。
花粉症とは、ある特定の花粉に対してアレルギー反応が起こることをいい、
杉やひのきなどの花粉が飛ぶ時期に症状(鼻水・鼻づまりや、目のかゆみ・涙目など)が現れます。
こうした症状に対し、一般的に抗ヒスタミン剤や抗アレルギー薬が処方されますが、これらは眠く
なりやすいという欠点があります。
漢方の場合、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどの症状を抑える治療と、体質を改善して病気に
なりにくい体を作る治療に分かれ、例えば小青龍湯などを処方します。
患者さんの症状に応じて、症状そのものを抑えるのみにするか、それとも体質改善を図るかを決めます。
当院ではどんなアレルギーがあるか、その種類を特定できる検査や花粉症の予防注射も実施しています。
予約は不要ですので、不快な症状が出たら遠慮なく相談して下さい。
2018年02月20日
2018年2月 院長コラム 脳血流とデイサービス
寒さが厳しい時期を迎えています。寒さで血流の滞りやすくなりますが、そうなると血管が詰まったり破れたりして、脳梗塞や認知症の原因になります。最近参加した学会で、岡山大学医学部の神経内科の先生から「デイサービスを利用することで、(利用しない場合より)脳血流量が増えた」との成果が医学的に証明されたとの発表があり、大変感銘を受けました。
私自身も、岡山県が認定した「認知症サポート医」を修了し、日々認知症の診療にもあたっていますが、こうしたデイサービスの利用とかかりつけ医によりサポートが認知症を支えるには重要であることを再認識した次第です。認知症の診療にあたっては、特段の予約等は必要ありません。「最近物忘れが多い」「昼夜逆転している」など家族の様子がおかしいと思ったら、遠慮なく相談して下さい。
2018年01月06日
2018年1月 院長コラム 寒暖差にご注意を
本年もよろしくお願いします。

昨年から1月にかけて本格的に寒さが厳しくなりますが、この時期は寒暖差に過敏に反応し、体調不良を訴える方患者さんが多く来院されます。
この体調不良は、一般的には「寒暖差アレルギー」と呼ばれるもので、「鼻水、鼻づまり、くしゃみ、せき、食欲不振、不眠、イライラ、疲れやすい」などの症状がでます。花粉のようなアレルギー源がないにも関わらず、アレルギーと同様の症状が出るのが特徴で、医学的には「血管運動性鼻炎」ともいいます。
漢方の視点では、「鼻水が出る=肺機能の低下」「抵抗力の弱さ=腎機能の低下」としてとらえ、これらを改善する処方をします。例えば、皮膚や粘膜の防衛能力を強化するために「小青滝湯(しょうせいりゅうとう)」「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」などの処方で対応します。

本年も、皆様のよき「ホームドクター」として、地域医療に貢献して参ります。お気軽にご相談下さい。

2017年11月25日
年末年始の休診のお知らせ
当院において、年末年始は以下のように休診になります。


12月29日(終日)~1月3日まで


12月28日まで、また1月4日からは通常通り診察します。
2017年11月25日
2017年11月 院長コラム インフルエンザについて
朝晩に真冬の到来を告げるような寒さを感じるようになりました。

当院では、インフルエンザの予防接種に対応していますが、予防だけでなく
現にインフルエンザに感染した方の治療も行っています。
通常、感染すると数日間の潜伏期間の後、寒気がして、38~39度を超える
高熱や頭痛や筋肉痛、関節痛がおこります。治療としては、皆さんもよく
ご存じのイナビルやタミフル等を投薬します。これらはウィルスの増殖を
阻止する効果がありますが、体内に残存しているウィルスへの生体防御反応を
活かして治療の効果を上げたい場合には、漢方薬を併用することもあります。
例えば、乾いた咳には麦門冬湯や清肺湯を用いますし、のどの痛みには
葛根湯を使用する場合があります。

インフルエンザは、潜伏期間があるため、検査で結果が陽性にならなくても、
急に高熱になって症状が出る場合があります。特に高齢者の場合、高熱で体力を
奪われ、生命を奪いかねない状況に陥る可能性があります。何とかなると思う前に、
思い切って医院に受診されることをお勧めします。
2017年10月31日
2017年10月 院長コラム じんましんと漢方
朝晩が急に寒さを感じるようになりました。

当院では、アレルギー科を標榜していることもあり、特にじんましんに悩んで
受診されるケースが増えています。

じんましんには、突然症状がでて、概ね1か月以内に消えるもの(急性)と、
出没をくりかえし1か月以上経っても治らないもの(慢性)があります。
特に前者は、寒暖の差による体温の急激な変化に影響され、これに消化器の不調
が加わると発生しやすいとされており、ちょうどこの時期に発生しやすいものです。
体内の血液や体液のバランスが崩れ、慢性的に脱水状態になった場合には、
慢性になることもあります。
かゆみは不快になり、ストレスが強くなります。漢方の処方で体のバランスを取る
ことで状態が改善されることがありますので、ストレスが強くなる前に遠慮なく
受診してください。

2017年09月28日
デイサービス通信 平成29年10月号アップしました
おやつ作り、敬老会などを行っています。
家での介護が大変な方は、当院にご相談ください。
2017年09月28日
平成29年9月 院長コラム この時期にもある花粉症の症状
9月になり、朝晩が涼しくなりましたが、まだまだ日中は陽射しが強く、
体調を崩しやすい時期といえます。

当院はアレルギー科も標榜しておりますが、この時期に通常の風邪の
症状と似た訴えで、花粉症のような鼻水、くしゃみ等の症状を訴える
患者さんが多く来院されます。
春のスギ・ヒノキによる花粉症はよく知られていますが、実はそれ以外
の季節にも花粉症があり、その原因はイネ科やキク科(ブタクサなど)
によるものです。
実際に、風邪の症状で来院されたが、実はアレルギー反応によるもので
あったという事例も少なくありません。当院は、内科・アレルギー科の
双方を標榜する立場から、どちらの症状なのかを見極めることで適切な
処方を行うことを心がけています。
 いずれにせよ、鼻水やくしゃみは大変不快な症状であることには
変わりありません。ひどくなる前に、お気軽にご相談下さい。
2017年08月28日
平成29年8月 院長コラム シナモンと漢方
今年も厳しい暑さの夏を迎えています。
当院にも、暑さで不調を訴える患者さんが数多く来院され、
上半身は暑いが下半身は冷えている、という訴えをよく聞きます。
こうした症状には、パンや菓子に使われる「シナモン」が配合された
処方で対応することがあります。シナモンは「桂皮」「ニッキ」とも
言われ、桂皮は水分の代謝を調節し、体表の毒を除去し和解する作用
があるため、頭痛・発熱・のぼせ・感冒などに使用します(例:「桂枝茯苓丸」など)。
ただし、妊娠中の方には使用を控えるケースがあります。
漢方を使って暑い夏を快適に過ごしませんか。
冷えやだるさを感じたら、お気軽にご相談下さい。
2017年08月18日
ホームページ開設いたしました。
当院ホームページを開設いたしました。
診療科目
内科
小児科
循環器内科
胃腸科
呼吸器内科
漢方内科
アレルギー科
診療時間
午前:8:30~12:30
午後:15:30~18:30
土曜:8:30~13:00
休診日
土曜の午後、日曜祝日
クリニック所在地
〒710-0833 
岡山県倉敷市西中新田16
TEL.086-422-3161
アクセス
JR山陽本線倉敷駅より、
下電バス児島行きで12分
(大高)下車、徒歩3分